サウンドミート・イン東日本へ行ってきました

18:37
イベントが終わったらすぐに報告しようと思いつつ、久々のイベントでさすがに疲れて寝てしまったら、すっかり延び延びになってしまいましたが(笑)、2週間以上遅れて報告します。10月4日、福島・いわき市のよつくら港駐車場でサウンドミートin東日本いわきステージが開催されました。

当初は6月に開催の予定だったんですが、新型コロナウイルスの影響で延期となり、自治体等と協議を重ねた上でマスクや消毒等の感染対策を行う上で開催OKとの確約を得ての開催となったわけです。ま、僕が協議したわけではありませんが(笑)。開催に向けて動いてくださったかた、ありがとうございます&お疲れ様でした。

新型コロナウイルスの影響で家に篭っていた期間が長かったため、人に会う機会が減ってしまい悶々としている人が多かったのか、みなさん楽しそうに集まってくれました。実は、僕はコンテスト形式のイベントが苦手で、音楽やオーディオなんて人それぞれの趣味なのに、なんで点数を付けたり順位を競ったりするんだろうと思っていたんです。

ただしイベントに集まってお互いに視聴しあったり意見を言い合うのは良いことだと思うし、自分のオーディオ・システムを持って1カ所に集まることができるのはカーオーディオの特権。ホームオーディオじゃ、システムを持ってきて集まるなんてできませんからね。そしてなにより、同じ趣味の人たちが集まると楽しい! それがカーオーディオ・イベントの楽しさだと思っています。

実際、このイベントでも採点して順位が付くんですが、順位よりも集まることの楽しさを感じている人が多いように見えました。新型ウイルスの影響で、今回は試聴を控える人も多かったのですが、あちこちでなごやかに話し込んでいる人たちがいっぱい。コンテストだとけっこうピリピリしている人たちが多く、終わったあとに「なんであのクルマが自分のクルマより上位なんだ?」と聞きにくる人がいたりして、辟易していたんですが、今回は順位や点数は二の次。集まって聴き合って語り合うことの楽しさを感じているようです。コロナ禍を経てカーオーディオ・イベントの原点に戻ったようで、ホッとしました。

僕が担当したのはクリニック・コース。当初、12人の予定だったところ、入場時の検温で発熱していて帰った人が1人いたので実際にクリニックを行ったのは11名。加えて以前からの知り合いが数名参加していたので3〜4台、お友達クリニックしたので、約15台ほど聴いたでしょうか。システムはダイヤトーン・サウンド・ナビの内蔵アンプでフォーカルのフロント・スピーカーを鳴らしてサブウーファーもないシンプルなシステムから、ブラックスのDSPとパワーアンプにイートンのフラッグシップ・スピーカーを組み合わせたクルマ、エタニやソニックデザインのDSPを搭載したクルマなどバラエティに富んでいます。

そして、それらすべてのクルマがそれぞれに良い! もちろん金額差によってクオリティの差はあれど、それぞれきちんと調整されていて、それなりに良い音を奏でていました。あっ、1台だけステレオ感がまったくなくて「一度配線を見直したほうが良い」と言ったクルマがありましたが。

このように、最近のオーディオをいじっているクルマのほとんどは、だいたい普通に良い音がしています。おそらくですが、これはパイオニア・カーサウンド・コンテストが大きく貢献していると感じます。当初はショップのデモカーのみで競われていたこのコンテストは、ショップ同士が切磋琢磨してより良い音を作り上げるとともに、良い音を聴き合って情報交換を行って、より取り付けや調整のスキルを高めていく。そんな意味でも、カーオーディオの高音質化に大きく貢献したと思うんです。途中から、一般参加が可能になって、だんだんおかしな方向へ進んだんですが。

といういように、最近はお店のスキルもどんどん上がって、手軽に良い音を提供できる状況になっています。となると、ユーザー側もこんな音にしたいというような要求を伝えることが大事。さっきも言ったように、音楽もオーディオも趣味のものなので、好みは人それぞれ。他人に何を言われようが、自分の好きな音楽を好みの音色で鳴らしてくれるオーディオが一番だと思うんですね。だから僕は、音から「自分はこんな音が好き」という主張が伝わってくる音が好きだし、それが伝わってきたら高得点を与えるようにしています。

オーディオをグレードアップしていく時にも、たくさん音楽を聴くのが大事で、いっぱい聴いているからこそわかってくることがあります。例えば同じ曲を何度も聴いていると最初のころは聴こえなかった細かい楽器の音が聴こえてくることもあるし、どんどん音像がくっきりとしだして、眼をつぶればステージの映像が浮かんでくるように思えることもあります。

だから音楽をいっぱい聴くことが大事。高い機器を買ったら音楽ソフトを買う金がなくなった…というのは本末転倒で、聴きたい音楽は迷わず手に入れて残ったお金でオーディオを買うくらいに考えたほうが良いでしょう。そして好きなミュージシャン、好きな音楽ジャンルなどが見つかったら、とことん聴く。そうしたら自然に、こんな音にしたいという要望が出てくるでしょう。

だから、それに対して順位を付けるのは変な話で、ユーザーが「こんな音が好き!」といえばそれが一番だし、他のクルマより上とか下とか上下を争うものではないと思うんですよね。同じ趣味を持つ仲間なんだから、お互いの好みを認め合ってどっちが上ではなく、お互いにより良い音にするにはどうするかを考えていくのが自然だと思うんです。

そういう意味では、今回は順位よりも大勢で集まる喜びをかみしめることができたイベントだったと思います。音圧系やビジュアル系と名付けられたドレスアップ系が一気に増えて、昨年の倍以上のクルマが集まったと聞きます。音圧系と音質系が集まるとトラブルの可能性もありますが、まったくトラブルもなかったですしね。まぁ、音圧系は少し離れた海側の別会場に集まっていて、東日本大震災後に作られた大きな堤防で区切られていたので、影響はまったくありませんでした。

検温、消毒、車内に同乗しないなど、感染対策を徹底していたので、今のところ感染者が出たという情報は無し。もう2週間経っているので、おそらく感染者はいないと思います。となれば、今回のような感染対策を行うことで、コロナ禍でもおおっぴらにカーオーディオ・イベントができるということ。今回はメーカーの参加が少なく、聴けるデモカーも限られていましたが、早く多くの参加者やデモカーが集まって様々な音に出会えるイベントが、大なり小なり全国で行われることを願います。
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ACG全4戦の日程が決定。FINALは大阪で

17:03
イース・コーポレーションが主催するカーオーディオ・イベント「ACG(オーディオ・カー・ギャラリー)」の2019シーズン全日程が、ようやく決定しました!

今年は、ACG2019 in中国九州が会場も含めて日程調整中になっていたので発表が遅れましたが、それも9月1日・山口のきらら博記念公園駐車場に決定。7月28日の宮城・スポーツランドSUGO Mパークに始まり、9月のきらら博記念公演駐車場、10月6日の静岡・浜名湖競艇対岸駐車場、10月20日のACG FINALまで、全4戦が行われます。

なお、最終ラウンドのACG FINALは、これまでの東京・お台場から場所を移して、大阪の舞洲スポートアイランドで行われることになったので注意です。今年初戦のACG2019 in東北はすでにエントリーの受付を開始しているので、参加希望者はACG公式ホームページを確認の上、早めに申し込んでください。

今年も、カーオーディオのいろいろな楽しみかたを体験できる体感型イベントをテーマに、カーオーディオ・インストールの完成度やインパクト、オリジナリティ、カスタムセンスを競うACGオーディオカスタムやACG SHOW CARクラスを始め、今年から1カ所にスポットを当てたオーディオカスタムクラス「ACGワンポイントオーディオカスタム」というクラスもスタート。JCACA(日本カーオーディオ競技協会)の協力で開催される音質競技のEMMAクラスもあるし、フロントスピーカーの価格帯で4つのクラスにわけたサウンドファナティクス・クラスもあります。

さらにHi POWER HiFiクラスやFDSクラス、外向けのEMMA ESQLクラス、ミュージックSPLクラス、ステージパフォーマンス・クラスなど、コンテンツは盛りだくさん。2019年Rockfordイメージガールの杉本夏陽さんのサイン会やインスタボード撮影会もあるので、クルマよりおネエちゃんという人も楽しめるかもしれません(笑)。

また新商品展示コーナーや各種デモカー試聴など、カーオーディオ好きにも充実した内容。興味のあるかたは、近くで行われるACGに参加したり見物に行ってみてください。
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富山で3店合同のDIATONEファンミーティング開催

11:05
5月17日、スーパーオートバックス富山南で「DIATONEファンミーティング」が行われ、参加してきた。

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カー&ホーム・オーディオの新感覚イベント、千葉で開催

20:35
5月30日と31日の2日間、千葉のカレスト幕張で「Music&Car Life Festival in MAKUHARI」というイベントが開催される。
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音バックス カーオーディオクリニックは予想を超える大反響

12:50
報告が遅れたが、5月24、25日の2日間、スーパーオートバックス横浜みなとみらいで行われた「音バックス・カーオーディオ・サウンドクリニック」というイベントにアドバイザーとして参加してきた。
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