エムズラインのブースには、AVカンサイが製作したポルシェ・パナメーラを展示。試聴可能でした。
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フロントスピーカーはイートン |
このパナメーラのシステムは、フロントスピーカーが
イートンの16cmセパレート2ウェイシステム、MGS-180に、マグネシウムコーン採用の8cmミッドレンジのMGS3-401を加えた3ウェイ構成。トゥイーターも表面をセラミック化したマグネシウムドーム型で、キレのいい音を再現します。これに組み合わせるサブウーファーは
ヘリックスの30cmユニット、E12W Espritが2個。このスピーカー群を、2台の
ブラックス・パワーアンプ、NOX4で駆動します。スピーカー&パワーアンプは、クルマと同じドイツメーカー。ドイツ製品らしい、緻密で正確なサウンドが期待できます。ちなみにヘッドユニットはアルパインの8型大画面AVナビ「
ビッグX」。これにオーディソンの
BitOneをプラスして、イコライザーやタイムアライメント、クロスオーバーといったきめ細かいサウンド・チューニングを可能にしています。
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パナメーラのインパネにアルパイン「ビッグX」を装着 |
はたしてその音は期待通り、いや期待以上のクオリティ。音の立ち上がりが速く、メリハリある音で音楽を切れ味鋭く聴かせてくれます。音に一点の曇りもないといった印象の、見通しがいいクリアなサウンドは、ビートの効いた音楽にはとくに合いますし、オーケストラも楽器の配置が目に見えるほど、音像定位がクリア。かといって、スローなバラードなんかも苦手なわけではなく、輪郭のはっきりした音像とともに、音場を立体的に再現してくれます。音離れのよさと、音場再現性を重視する人には、いいスピーカーだと思います。また、このスピーカーの性能を引き出すブラックス・パワーアンプの制動力の高さ。ただものではありません。ブラックスのパワーアンプといえば頂点にMATRIX X4が君臨していますが、あの音の厚みは別格として、こちらのNOX4も音の緻密さ、正確さ、音の立ち上がりのキレではひけをとらない印象です。Hi-Fi=高忠実度再生ならば、まさしくHi-Fiサウンドが楽しめるクルマです。
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パワーアンプはブラックスNOX4が2台 |
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エムズライン
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