【大阪オートメッセ2012】モスコニの新アンプ、ZERO3登場!

人気上昇中のイタリアン・アンプ、モスコニや吸音材のフェリソニを扱うフェリース・ソニードのブースには、2台のデモカーを展示。モスコニの新しいパワーアンプを搭載してデモしていました。

モスコニの新アンプは「ZERO」シリーズ。まずは、ZERO3という2chモデルが登場し、後によりハイパワーのZERO1というモデルが追加されるそうです。このZEROシリーズは、モスコニの最上級グレード、A-ClassとASシリーズの中間に位置するグレードで、価格は20万円台になる予定。A-Classが30万円台、ASシリーズが10万円台ですから、すっぽりと空いていた価格帯を埋めるモデルが登場したというわけです。動作方式はAB級です。出力は270W×2(4Ω)で、2Ωでは520W。ブリッジ接続すれば1040Wモノラル(4Ω)でも使えます。クロスオーバーも内蔵。ハイパスはクロスオーバー周波数を20〜175Hzの範囲で可変、ローパスは50〜300Hzの間で調整でき、スロープは−12dB/octです。サイズはスペック表に記載されていませんが、幅がクラスA、奥行きがASシリーズ程度でしょうか。サイドにはLEDが埋め込まれ、ライトアップしてくれます。
モスコニの新アンプ、ZERO3
デモカーのスピーカーはオーディオシステム
このZERO3は両デモカーに装着していましたが、シビックで試聴することができました。スピーカーはオーディオシステム。ヘッドユニットはアルパインF#1Statusですが、今流行のデジタル機能を使わない、シンプルな調整です。そのため、運転席がステレオ再生の特等席になるような音場ではありませんが、逆にパワーアンプの良さを感じ取ることができます。印象に残ったのはダンピングの良さ。ベースのリズムに躍動感があり、音楽が生き生きと聞こえます。正確なところは、単体で試聴してみないとなんともいえませんが、音楽を聴いていて楽しい、そんなアンプという印象です。

フェリース・ソニード


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